概要
使っていたMac Book Air のバッテリーが消耗してきていたため、次に使うウルトラブックを検討し、最終的にASUS のx205TA にlubuntu 14.10 64bit をのせることにしました。(同様の手順でubuntu もインストール可能だと思います)
日本語で上記組み合わせを実践された方のレポートはまだなさそうだったので、備忘録としても含めて書いておきます。
注意:この記事に沿った手順によって生じたあらゆる不都合・損害に対して、一切の責任はとれません。自己責任でおねがいします。
2015-04-05 追記 Lubuntu 15.04 へのUpgrade を実施して、より快適な環境となりました。
背景
希望として
- 11-13 inch
- SSD (not HDD)
- US キーボード
- 50000円以下
- メモリ4GB以上
を上から優先で挙げて、中古含めて探した結果、メモリ2GB に目をつぶってx205ta を選ぶことになりました。(米アマゾンで購入するとUS キーボード版が手に入りますし、配送も特に問題ありませんでした)
同じASUS のX200MA にSSD をのせる選択も考えましたが、980g という数字が魅力的でした。x205ta が30000円前後なのに対し、x200ma はSSD 含めると50000円前後くらいになっちゃうのも考えました(もうちょっと出せばmba も買えちゃいそうだなと)。ただ、x200ma の場合はubuntu 化のレポートも多いため、そちらを選んでおけば苦労せずにすんだかもしれません。
手順
物理的な用意
- x205ta
- usb メモリ2つ (asus backtacker 用のもの(8GB 以上)と、lubuntu 用のもの(2GB 以上?))
- BUFFALO 無線LAN子機 コンパクトモデル 11n技術・11g/b対応 WLI-UC-GNM (後述しますが、内蔵のwifi が使えなくなるため、外 付けでwifi の受信機をつける必要があります)
win8 環境のバックアップ
(win8 の入ってるx205ta から)
- http://www.asus.com/jp/support/FAQ/1008641/ にあるリンクからasus backtracker のダウンロード,インストール
- asus backtracker の実施
lubuntu のインストール
基本的にこのページの手順に沿ってすすめるだけです。Asus x205TA Lubuntu 64-bit install
usb boot できるlubuntu の用意
(win8 の入ってるx205ta から)
- lubuntu 14.10 64bit のiso をダウンロード(http://lubuntu.net/)
- Rufus をダウンロード、インストール(http://rufus.akeo.ie)
- Rufus を起動し、上記iso を選択して、「GPT partition scheme for UEFI computer」、「FAT32」を選択してusb メモリに焼付け
- 諸般の事情でこのままだとusb boot が動かないため、32-bit boot efi bootloader をダウンロードして、上記usb メモリの
/EFI/Boot/以下にコピー
usb boot の用意
(win8 の入ってるx205ta から)
- 「コントロールパネル」-> 「電源オプション」 -> 「電源ボタンの動作を選択する」-> 「現在利用可能でない設定を変更します」-> 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
- 一度シャットダウンしてから、再度起動直後f2 を押してbios 画面に入る
- 「secure boot control」 をenabled からdisabled に変更
- 同じく「usb controller」 をxhci -> ehci に変更
- 保存して再起動
lubuntu のインストール
(win8 の入ってるx205ta から)
- 起動直後にesc キーを押し、起動デバイスをlubuntu の入ったusb メモリにして起動
- lubuntu をインストールして再起動
- 起動直後にesc キーを押し、再度起動デバイスをlubuntu の入ったusb メモリにして起動し、c キーを押してgrub メニューに入る
linux (hd1,gpt2)/boot/vmlinuz-3.16-0-23-generic root=/dev/mmcblk0p2 reboot=pci,forceと入力してエンター(tab キーで補完使えます)initrd (hd1,gpt2)/boot/initrd-3.16-0-23-genericと入力してエンターbootと入力してエンター
lubuntu の通常起動のための作業
(lubuntu のインストールに引き続いて)
- 起動後、ターミナルを開いて以下のコマンドを順に実行
$ sudo bash
$ apt-get install git bison libopts25 libselinux1-dev autogen m4 autoconf help2man libopts25-dev flex libfont-freetype-perl automake autotools-dev libfreetype6-dev texinfo
$ git clone git://git.savannah.gnu.org/grub.git
$ cd grub
$ ./autogen.sh
$ ./configure --with-platform=efi --target=i386 --program-prefix=""
$ make
$ cd grub-core
$ mkdir -p /usr/local/share/locale
$ ../grub-install -d . --efi-directory /boot/efi/ --target=i386
$ cd /boot/efi/EFI
$ cp grub/grubia32.efi ubuntu
ここまでの手順で、再起動してもlubuntu が通常起動するようになりました。 うまくいっていればおめでとうございます!
バッテリーの残量を確認できるようにする
デバイスドライバの付属により無線は使えないサウンドも出ないの厳しい状態ですが、個人的にはバッテリー残量を確認できないのがかなり辛いです。 そんなとき、こちらのフォーラムで素晴らしい投稿を発見しました。Asus X205TA hardware support in Ubuntu 14.10
To get rid of the MMC errors, you can go to https://plus.google.com/communities/117853703024346186936 and download their latest Stable 3.18 Kernels for Ubuntu 15.04 (I honestly don’t know if they can be used on 14.10).
The 64-bit Kernel files are here: https://drive.google.com/folderview?id=0B4s5KNXf2Z36a3JzLUhvZ0lGaVU&usp=sharing&tid=0B9C1WK1FQhjfcXNrbzN6djQzajg
The battery indicator works with their patches, but I’ve so far been unable to get sound and wlan to work. I honestly think that the X205 is a T100 in a laptop format, but alas it seems that the sound and wifi must be different chipsets. I am positive that the X205 uses a brcm 4330 chipset for wifi on the X205 (that’s what I got from the PCI vendor IDs when I HAD Windows installed), but I cannot get the module to load no matter what I try.
同じASUS のT100 向けにパッチを当てた3.18 カーネルを使ったら、バッテリー残量を確認できるようになったそうです!ということで、早速lubuntu 14.10 でも効くかどうか試してみました。(最初ubuntu が出してる本家の3.18 で動くかと思って試したのですが、そちらはダメでした。。皆様もお間違えのないよう)
(lubuntu の入ったx205ta から)
- 上記リンク から
linux-headers-3.18.0+_3.18.0+-3_amd64.deb,linux-image-3.18.0+_3.18.0+-3_amd64.debをダウンロード - ターミナルを開き、以下のコマンドを実行
$ cd ~/Downloads
$ sudo dpkg -i linux-headers-3.18.0+_3.18.0+-3_amd64.deb linux-image-3.18.0+_3.18.0+-3_amd64.deb
- 再起動してターミナルを開き、
$ uname -rの結果が3.18.0+となっていることを確認 - (もしなっていない場合は、grubでブートするカーネルを変更する方法 など参考に、
/etc/default/grubにGRUB_DEFAULT="Advanced options for Ubuntu>Ubuntu, with Linux 3.18.0+"と書いて$ sudo update-grubを実行し、再起動してもう一度確認)
これで、私の環境では晴れてバッテリー残量が確認できるようになりました! (ただ、カーネル変更以前はできていたように思う輝度調整ができなくなったような気がするので、一進一退かもしれません。でも私にとってはバッテリー残量のほうが大事なので、とりあえずはこのままでいこうと思ってます)
まとめ
長々となってしまい恐縮ですが、x205ta にlubuntu を入れる方法でした。メモリの兼ね合いでlubuntu にしましたが、本家ubuntu 含めファミリーのOS は似たような手順で大体入るんじゃないかと思います。 これで同じ環境の人たちが増えて、その人たちがドライバの問題をガンガン解決してくださることを願っています。