超短焦点プロジェクターLSPX-P1とNasneで作る80型簡易ホームシアター

アニメ「3月のライオン」、最高です。

我が家にはテレビがなく、いつもはNasneに録画してiPad mini4のtorne mobileで見ていたのですが、零くんの活躍をしっかり大画面で堪能するため、 超短焦点プロジェクターLSPX-1とNasneを繋いで構築した、賃貸住宅でも構築可能な80型簡易ホームシアターのレビューです。

ホームシアターの構成

左手にあるカーテンを開けて、室内灯をつけて同じアングルで写真を取るとこんな感じです。

ホームシアターに使っている材料は以下です。

  • 超短焦点プロジェクターLSPX-P1
  • Nasne
  • ブルーレイディスクプレーヤーBDP-S6700
  • bluetooth スピーカー Envaya DSB-200
  • Wi-Fiルーター
  • 白い壁

接続はこんな感じ。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
白い壁
|
LSPX-P1
|
(HDMIケーブル)
|
BDP-S6700 - (無線) - Wi-Fiルーター - (有線) -Nasne
|
(bluetooth)
|
DSB-200

超短焦点プロジェクターLSPX-P1

日経トレンディの2016年ヒット商品ベスト30 の23位にも入った、SONYのポータブル超短焦点プロジェクター LSPX-P1です。

上記写真の下部中央にいる白いやつです。投影ユニットとHDMI接続ユニットの2つセットで動いています。

リリース当初は品切れ・品薄でしたが、リリース後に一足遅れて予約しても意外と早く届きました。(同ランキング24位のシン・ゴジラより話題になったとは思えないなあ。。)

公式の説明

独自開発した小型超短焦点レンズを採用し、壁にプロジェクター本体をぴったりと付けた状態で22インチの画面を投写できます。壁からプロジェクター本体までの距離によって投写画面のサイズを変えられ、壁から約28センチ離すだけで、最大80インチの大きさで映せます。設置は壁際に置くだけで片手で持ち運べるサイズなので、手軽に省スペースで使えます。

の通り、この製品の長所として、 壁際にユニットを置くだけ で、 プロジェクターを天井から吊るしたりすることなく 80インチを投影することができます。

この「置くだけで」というのは壁に穴を開けるなどの加工ができない日本の賃貸住宅では最高の特性です。

これまではHDMI入力から一般的なDVD/BDプレーヤーから映像を流したり、Nexus7からキャストして楽天Showtimeやアマゾンビデオからアニメ流したりして使っていました。

Nasne

みんな大好きSONYのNasneです。

(上記写真には写っていません)

torne mobileのさくさく操作感とあわせて素晴らしい製品です。

唯一残念なことに、著作権的な制約でiPad mini4からHDMI出力することができなかったので、プロジェクターと繋ぐためになにかしらガジェットを追加する必要がありました。

ブルーレイディスクプレーヤーBDP-S6700

実はこの構成の主役とも言える、SONYのブルーレイディスクプレーヤーBDP-S6700 です。

上記写真下部右側にいる黒いやつです。

公式の説明 にあるとおり、

  • Wi-Fi機能内蔵
  • ソニールームリンク対応

のため、NasneにあるデータをHDMIから出力することができます。

同じSONY製品のPS4/PS3とかでも同じ機能は達成できるはずですが、1つユニークな機能があったのでこっちにしました。

Bluetooth スピーカー Envaya DSB-200

LSPX-P1にもスピーカーは内蔵されているのですが、外部スピーカーとしてDENONのEnvaya DSB-200 を使っています。

BDP-S6700はHDMI出力、デジタル音声出力(同軸)の他にBluetoothを内蔵してるため、これが可能です。

(PS4/PS3でもCreative Bluetooth Audio bluetooth USB transceiver PS4 BT-W2 という製品を使うことで可能のようです。 参考: PS4でbluetoothイヤホンを使う方法【Creative BT-W2】【TSdrena HEM-BTRATX】レビュー)

いつもはPC等とつないでいますが、口径が大きいだけあって音量を上げた時の低音は大変よいです。

Wi-Fiルーター

普通のルーターです。うちはバッファロー製かなにかだったはずです。最近のならなんでも大丈夫だと思います。

白い壁

壁です。

特徴

この構成の長所と短所をまとめてみました。

長所

思いつく長所はこんな感じです。

  • 天井から吊るすための加工が不要
  • (画面サイズの割には)安い
  • 地震が怖くない
  • 粗結合

前述したとおり、壁のそばにおくだけで成立するので賃貸住宅で難点となる壁・天井への加工が不要です。

またピンキリとは思いますが、60型を超えるテレビだと20万円〜くらいはかかるみたいなので、10万を切るLSPX-P1は比較的安価ということになります。

そして地震大国日本のため、大きいテレビを置く場合は耐震のため壁に穴開けてネジ止めしたり脚の固定等が必要ですが、LSPX-P1は高さ15cmもないため全く考慮不要です。

最後にそれぞれのガジェットが限られたの特定の機能だけを持った粗結合のような気がするため、ソフトウェアエンジニア的に気持ちがいいような気がします。 (将来テレビを買うときに、「Nasneと繋ぐためにBRAVIA買わなきゃ」みたいな制約はない)

短所

逆に短所はこんな感じです。

  • 高画質ではない
  • 動作が不安定になるときがある
  • 音声の遅延が気になる時がある

解像度1366x768と、最近の潮流になりつつある4Kとは比較にならないレベルです。またプロジェクターの明るさも100ルーメンと、明るい部屋ではちょっとつらいと思います。 (我が家はベランダの正面がマンションで日中でも日当たりがあまりよろしくないため、幸か不幸かこれに関しては困りませんでした)

割と困るのは、LSPX-P1の2つのユニットの間が無線接続のため、電子レンジとか使うと映像が途切れます。 電子レンジを使わなくても、どちらかのユニットで熱暴走でも起こっているのか、断続的に映像が途切れることがあります。 もし後継機が出ることがあれば、投影ユニットに直接有線できる方法もつけてもらえるとありがたいです。

最後に、Bluetoothで音声を飛ばしているために、映像と比較して遅延することがあります。 「LDAC」という規格に対応しているようなので、これはSONYさんに囲い込まれればもう少し改善できそうなのでしょうか? (apt-Xと違って遅延の話題が出てこないのであんまり関係ない? 参考: ハイレゾ時代の新コーデック『LDAC』の可能性)

まとめ

大画面アニメ放映たのしいです!

でも勢いで買ったLSPX-P1のサンクコストを払い続けているだけで、普通にテレビとブルーレイディスクレコーダー買うほうが賢いような気がしています。。