「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」に従って9ヶ月くらいやってみた感想です。
tl;dr
第一子が生まれるにあたって必要な用品を揃えたり知識を揃えていた時に,「寝かしつけで有名な本があるらしい」との情報を得た妻さんが買ってきてくれた本が,読んでみて確かに良さそうだったので実際に試した感想です。
(写真にあるようにいっぱいポストイット貼りつつ4,5回は通読したかと思います)
現状
2017年5月に生まれてから9ヶ月くらい実践した感じ,新生児期を過ぎたあたりからずっと
- 昼間(7-19時)はほぼ毎日スケジュールどおり
- お出かけの抱っこ紐/チャイルドシートで揺られて寝落ちなどはあるが,それ以外で大きく崩れることはない
- ミルク/離乳食まわりで大きなトラブルがなかった幸運はかなり利いてるかと思う
- 夜間(19-7時)はなかなか難航,
- ここ1,2週間でようやく明け方(5,6時)まで寝続けられる日がでてきた
- 22-3時くらいのどこかで起きちゃって,抱っこ/ミルク等処置してもう一回寝てくれることもあれば,グズちゃって数時間起き続けちゃうこともある
という感じで,本が示す完璧には届いてませんがまあ一進一退ながらもいい方向に向かってるかとは思います。
感想
(上記の結果になった要因が「この本に従ったこと」なのかどうかは分からないので心持ちの観点中心です)
うまくいかないことも含めて「コントロールしてる感」は一貫して持ち続けられている気がします。 「振り回されてる感」だとどうしても振り回してる相手(=赤子)にイラっとする瞬間ができちゃう気がしますが,「両親と赤子で生活リズムを確立しようと試行錯誤してる」イメージを持てるのは精神的にいいなと思います。
また(この本である必要もありませんが)「あくまで本に従った行動の結果」なので,「両親のやり方が悪い」「赤子がうまくやれてない」ではなく「本のやり方が(現状の)赤子とマッチしていないだけ」と責任転嫁できるのもよかったです。
そして「22時の授乳は父親がやるとよい(その時間で母親は6時間連続して睡眠をとれる)」などと父親が役に立てるタスクを明記してあることで,(出産後の入院中で母親が先に育児スタートダッシュを切った後でも)置いてかれずに参加しやすい点も素晴らしかったです。
一方で,記載されてるような「ベビーベッドに置いたらニコニコして自分で寝てくれる〜」などということはなく,「ちょっとグズって寝る」か,「けっこうグズリ粘ってから諦めて寝る」か,「グズリ続けて寝ない」か,「眠過ぎて即寝落ち」かなので,完全に幻でした。
あと離乳食に関してはかなり文化が違う感じだったので,保険組合か自治体か何かでもらった日本で出版された最近の本に従いました。
それっぽくまとめると,「フレームワークとして一定の実績はあるっぽいのでとりあえずドキュメント読んでみて,設計思想や実装含めて他のフレームワークと比較しつつ導入するか/利用継続するかはプロジェクトの状況と相談して判断」というあたりまえーな感じになるかとは思いますが,僕は割と好きな思想でした。
もしどなたかの参考となれば幸いです。
Disclaimer
この記事は個人の感想であり,その内容を信頼した結果生じるいかなる損害についても一切の責任を負いません。
疑問に思うことなどがある場合は、主治医、その他適切な医療従事者の助言を受けてください。